ミトコンドリアを元気にして、内臓脂肪を減らせ!
人の細胞にはミトコンドリアという細胞小器官があります。古代では人とは別の生物であったけれども、酸素を使ってネルギーを作り出すという働きから、人の細胞の中に入って共生することになりました。
そして現在では人が呼吸をして取り入れた酸素や栄養を食べて、運動をしたり、内臓を動かしたり、脳を働かせるために必要なエネルギーを生み出してくれる存在になっているのです。
ところがミトコンドリアが酸素や栄養を取り込んでエネルギーを作り出す時に、活性酸素が生成されます。
活性酸素は外敵から体を守るために働く物質ですが、同時に細胞を傷つけて老化を引き起こす物質です。
その活性酸素はミトコンドリア自体を傷つけて、力を弱めてしまうのです。年齢を重ねると、体力がなくなり、少し動いただけでも息切れしてしまうのはこのためです。
エネルギー源であるミトコンドリアが弱れば、体は十分に動かすことができなくるわけですから代謝が悪くなります。
消費しきれなかったエネルギーは内臓脂肪として蓄積されていきます。その状態が続けばメタボリック症候群につながります。
この問題を解決するためには、最初のきっかけであるミトコンドリアの衰えを防ぐことが最も効果的です。
そのためにはタウリン、ビタミンB群、鉄分といったミトコンドリアを増やす栄養素を摂取すること、そして活性酸素によるダメージを防ぐことです。
栄養については、食べ物を見直せばよいわけですが、活性酸素のダメージを防ぐためにはどうするかというと、抗酸化作用をもつ栄養を摂取することです。EPA、DHA、カテキンには高い抗酸化作用があるので、抗酸化作用からミトコンドリアを守ってくれます。
しかし、青魚に多く含まれるEPA、DHAは刺し身で毎日摂取しようとしたら、大量に食べなければならず、現代の食生活ではそれが難しくなっています。
そこでミトコンドリアの活性化を促すサプリメントを飲むことで、栄養も抗酸化作用も得ることが出来るので、手軽に代謝を高めて内臓脂肪を減らすことが出来ます。