勉強する女の子
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ちょっと小腹が空いている時の方が、勉強や仕事がはかどる


ちょっとお腹が空いたなぁ~と思って、すぐ何か食べるともうお腹がいっぱいになって眠くなってきてしまいます。

 

これでは、今本当はじっくり勉強したり仕事をしなければならなかったりしてた状況を悪い方向に持っていっているとしか思えません。

 

小腹が空いたから何か食べて効率を上げよう?と思って食べたのなら、その考えは間違っているとしか言えません。

 

実は人の体は、少しお腹が減っている時の方が活動的になるので、出来れば少しお腹が減っている状態をキープして勉強したり仕事をしたりして欲しいのです。

 

よく見られる光景で、夜遅くまで勉強をしている息子に夜食の差し入れをする親~と言う光景がありますが、これはタイミングによっては勉強の邪魔になるだけにもなり兼ねないので、あまりお勧めは出来ない行為なのです。

 

確かに、勉強や仕事のし過ぎで低血糖状態に陥る事もあるかも知れませんが、そんな状態になる人はよっぽど10時間位何も飲まず食わずにでもならない限りならないので、もし小腹が空いて何か食べたくなっても、飴を舐めたりチョコレートを少し食べるなどの程度にしておいた方が無難なのです。

 

そもそも人は、脳や身体に糖質が少なくなっても、自分の体内で糖質に似た働きをするケトン体と言う成分を作り出す機能が備わっています。

 

身体に余計な体脂肪がたくさん付いている人は特に、その脂肪を分解して中鎖脂肪酸と言う状態にして肝臓に摂りこまれると、肝臓でケトン体と言う成分に変換されるので、糖質を長時間取らなくても死に至ったり低血糖状態になる事も無いのです。

 

なので、ダイエットをしたい身体に余計な脂肪をたくさん付けてしまっている人は、たくさん勉強したり仕事をする方がもしかしたら運動より痩せる可能性もあるのです。

 

この様に、もし今やってる勉強や仕事がかなり重要な局面だと言う場合は、小腹が空いても水分補給する程度にして何も食べないまたは飴やチョコレート程度にしておくと、何か食べてしまった時よりもはかどると思うので、次回からはこの方法で頑張ってみて欲しいと思います。

 

それでもやっぱり何かガツンと食べたくなったら、最後に何か食べてから8時間以上経過した時!に、ガツンと凄いのを食べても良いと思うので、それまではショボショボと少量の糖質を補給する程度にして行きましょう。




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