年代別!お肌のために摂りたい食材5選
人は20歳をピークに老化が進み、お肌が次第に劣化していきます。若いうちから年齢に合ったお肌のケアをしなければ、年齢以上に老け顔になっていく事になるでしょう。
お肌の老化を抑え、いつまでも若々しいお肌をキープする為に必要な食べ物があれば積極的に摂りたいですね。
今回はそんなお肌の為に摂りたい食べ物を年代別にご紹介していきます。
先日のフジテレビ「ホンマでっか!?TV」で肌ケア評論家の澤田彰史先生が、年代別のお肌ケアに関する興味深いお話をされていたので、ここにまとめます。
美肌に効果的な年代別の栄養素と最適な食べ物
10代:ニキビ予防に便秘を解消するあの食材
10代におけるお肌の悩みで真っ先に挙げられるのがニキビ!その原因は様々ですが一つには「便秘」
腸内の悪玉菌が増えて活性酸素が噴出したのがニキビなので、食物繊維を増やして便秘を解消する事が大切です。
最も効率よく食物繊維を摂取できる食材は、
「しらたき」
300gのしらたきを摂取すれば約5gの食物繊維が補給できます。量が多い様であれば麺類の代わりに調理するなど、工夫すれば美味しく召し上がる事が出来るでしょう!
20代:ニキビ解消にビタミンCをたっぷり摂取できる食材
20代の肌トラブルもニキビ!解消するためにはビタミンCが必須栄養素!
澤田先生がビタミンCを効率よく摂取できる食材として薦めていたのは、
「赤ピーマン」
赤ピーマンは、緑色の普通のピーマンに比べてビタミンCの含有量が2倍!オススメです!
ビタミン摂取の為に意外とお勧めできない食材としてフルーツも挙げていました。果物には糖質も多いので血糖値の上昇から活性酸素を発生させ、逆にニキビの原因になるとの事!
多めに摂らない様に気をつけたいですね。
30代:しわ・たるみ解消!コラーゲンを補う鉄分の多い食材
30代は鉄分不足によって、お肌にムリの効かない年代になってきます。
鉄分はお肉やお魚にも入っていますが、一番効率良く摂取できる食材としてはモチロン!
「レバー」
鉄はコラーゲンの原料となるので、鉄分が減ってしまうとコラーゲンが生成されず、年齢を感じさせるシワやタルミの原因になってきます。
レバーだと臭みや食感が苦手な方も多いようですので、そのほかにも魚、貝、大豆、緑黄色野菜、海藻など、鉄を豊富に含む食品はたくさんあります。自分に合った食材で摂取して老化を防ぎましょう。
40代:潤いを取り戻すコラーゲンたっぷりな食材
40代に突入すると、お肌の潤いを本格的に失い始めます。コラーゲン不足からカサカサ肌になります。
そんな40代のカサカサ肌でも潤いを取り戻せる意外な食材が。それは、
「ちりめんじゃこ」
コラーゲンを補給するコスパの良い食べ物が縮緬雑魚なのです。コラーゲンの1日当たりの必要量は約5g。
5gのコラーゲンを摂取する為には、約22gのちりめんじゃこで十分だという事です。ほんの一掴みです。
一掴みの「ちりめんじゃこ」で美容に必要な1日の必要量が補えるなんて、フカヒレなどに比べるとコスパ最強ですね。
以前はコラーゲンを口から食べても体内に吸収はされないと言われた時期もありましたが、最新の研究ではコラーゲンを食べる事はやっぱり美肌に効果あり!と判明されてきました。
体内で全てのコラーゲンがアミノ酸に分解されるわけではなく、約10%はコラーゲンペプチドとして吸収されるとの事ですので、お肌の為にも積極的にコラーゲンを摂取していきましょう!
50代:腸内の善玉菌をふやす食材で悪玉菌を撃退
50代からの肌トラブルの原因として主に考えられるのは、腸の中の悪玉菌の増加!悪玉菌を減らすためには天敵の善玉菌を増やしてあげること。
善玉菌を口から補給するために効率の良い食材が、
「納豆」
納豆などの発酵食品に含まれる乳酸菌や納豆菌などは、腐敗菌の増殖を抑える働きがあり、腸内環境を整える効果が期待できます。
全ての年代のお肌対策に有効なのはUVケア
見た目の老化スピードを決定するのは約80%の確率で、お肌に浴びた紫外線の量で決定すると言われています。
太陽の光を浴びなければ身体に悪いと思われている人も多いと思いますが、1日に必要なビタミンを補給するために紫外線の量は約15分で十分だと言われています。
つまりUVケアさえしっかりしておけばお肌のアンチエイジング効果は80点もベースで取れているとの事です。
これに年代別の必須食材を加えれば、いつまでも若々しいお肌がキープできるので、幾つからでもいいので紫外線を避け、お肌に良い食材を積極的に摂って若くキレイなお肌を保ちましょう。