居眠りする女子高生
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寝る時間を決めると眠りがグンと深くなる


不眠症に悩む時には、体内時計が乱れている可能性があります。

なぜ体内時計が乱れてしまうのかというと、その原因として考えられるのは深夜でもパソコンやスマートフォンを使用することで、強い光を浴び続け眠りを夜である事を認識できなくなってしまうことや、夜中に飲酒をしたり食事をしたりして体に負担をかけていること、あるいは加齢などが考えられます。

 

体内時計が乱れてしまうと、眠りをもたらすホルモン「メラトニン」の分泌ができなくなり、布団で横になっても眠ることが出来ない状態が続きます。

では、どうすればよいのかというと、規則正しい生活リズムをつくりだすことです。

 

夜中にパソコンやスマートフォンのディスプレイを見ないようにして、飲食を控えて、眠くなくても布団に入るようにし、朝になったら起床をするという生活を続けていきます。

そうすれば日が沈んだときには眠る準備ができるようになり、朝は太陽の光を浴びる事ができるようになります。

体内時計は朝に太陽の光を浴びることでリセットする事ができるので、しばらくすれば夜にメラトニンが分泌されるようになるのです。

 

メラトニンの分泌は2500 ルクス以上の強い光が必要で、太陽光を浴びるのは朝起床してから2時間以内に数十分間が理想です。

室内では日中に窓から入る光で、300ルクスから500ルクスとなりますが、メラトニンの分泌には足りません。

体内時計の正す事を考えるならば、起きたら直射日光を浴びることが一番良いのです。

 

なお、メラトニンというのは朝に太陽の光を浴びてから14時間から16時間後に分泌されるものです。

ですから、何時に眠る準備をすれば一番眠りやすくなるのかを計算して生活リズムを組み立てましょう。

寝る時間がわかるようにスマートフォンなどでタイマーをセットしておくと便利でしょう。

 

寝るときには、照明も消して暗くすることでメラトニンが分泌されるので、ただ横になるだけではなく完全に照明を消すことも必要です。




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